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Morphotheseus &Morphotelemachusfoucheri

¥36,000($232.34)

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テセウスモルフォとテレマクスモルフォの標本になります。

箱のサイズは幅25×奥行き20×高さ5.5cm です。
箱に関しては、老舗高級標本箱メーカーバードウィング社の最高級クラスの昆虫標本箱を改良しております。
国内外の博物館や大学でも信頼される品質で、大切にしていた昆虫をいつまでも美しく飾ることができます。大切な標本を末永く保管するために、フタの枠が凹凸になっており昆虫標本最大の敵である害虫の侵入を防ぎます。

テセウスモルフォは中南米に生息しております。一般的なモルフォ蝶の鮮烈な青の光沢がなく、白銀の翅を持つ珍しいモルフォ蝶になります。山地をよく飛んでいるそうです。
テレマクスモルフォは中南米、南アメリカと広く生息しており、同じくモルフォ蝶の中でも落ち着いた翅を持つモルフォ蝶です。ジャングルの高い木の上を飛び、カモフラージュのために落ち着いた色合いだと考えられています。

歌劇「ルサルカ」よりドヴォルザーク作曲の『月に寄せる歌』をイメージして制作致しました。ルサルカが声を出すことが出来ないことと同じく標本にされた昆虫も声を出すことが出来ないものであることに共通点を感じたからです。

上のテセウスモルフォを月に、下のテレマクスモルフォを月に照らされる水面をイメージして採用、配置しました。

アリアの中でルサルカは「銀色の月よ(stříbrný měsíčku)」と歌いかけます。テセウスモルフォの淡く神秘的な輝きを放つ翅は、まさに夜空に浮かぶ「白銀の月光」そのもの気品ある翅が、冷たくも美しい月光として最上部に君臨しています。
鈍く輝くアンティーク調の銀の額縁とも美しく調和することができました。

ルサルカは水の精(人魚)であり、人間の王子に恋をして、冷たく深い水の底から月を見上げています。テレマクスモルフォのブラウンから深いエメラルドブルー・コバルトブルーへと移り変わる翅の色合いは、まさに月光が差し込む、深く静かな湖の底を連想させ、翅に散りばめられた小さな斑点も水面に反射する月の光や、水泡を彷彿とさせます。テセウスが放つ光の余韻が、そのままテレマクスの翅に伝播しているかのようなグラデーションの繋がりをうまく表現出来たと思います。

背景のレザーはパイソンレザーを使いました。蛇の鱗は光の角度によって妖しくきらめき、細かく波立つ漆黒の水面です。さらに、ルサルカが属する人魚・水の精(ときに爬虫類や両生類的なニュアンスを孕むおとぎ話の生物)という、どこか土着的で土の匂いのする、怪しくも美しい水の要素が見事に革の質感とリンクしていると考えているからです。

声を持たない蝶たちが、声を持たないルサルカの代わりに、視覚という純粋な美の言語で「月に寄せる歌」を歌っているように感じて頂ければ幸いです。

箱の中枠等の加工はすべて手作業にて制作しており、材料の配合は毎回変えておりますので、同じものは作れません。一点物の標本です。

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