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Papilio dehaanii

¥13,000 税込

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カラスアゲハ雌雄ペアの標本です。

箱のサイズは幅25×奥行き20×高さ5.5cm です。
箱に関しては、老舗高級標本箱メーカーバードウィング社の最高級クラスの昆虫標本箱を改良しております。
国内外の博物館や大学でも信頼される品質で、大切にしていた昆虫をいつまでも美しく飾ることができます。大切な標本を末永く保管するために、フタの枠が凹凸になっており昆虫標本最大の敵である害虫の侵入を防ぎます。

日本では北海道から九州まで全土に分布し、湿った暗い林でよく見かける蝶です。
他のアゲハの仲間と比べ飛ぶ速度が遅めで、美しい翅も相まって優雅に飛びます。
陽を浴び、まるで鮮やかな宝石の粉末を帯びたような翅が一瞬輝く様は、誰もが感激し、言葉を失いますね。

カラスのイメージ通りの黒っぽい翅を持つアゲハチョウ科の蝶で黒い翅には青緑色に輝く鱗粉を一面につけていて地の色である黒の美しさを一層引き立ております。
オスとメスで翅に違いがあり、オスは前翅の後ろ側の角近くに黒いビロード状の毛があり、後翅の裏側の外側には三日月形の赤い縁飾りが複数見られます。この縁飾りはメスにもありますがメスの場合は翅の表側にも表れるという違いがあります。

ミヤマカラスアゲハとカラスアゲハの大きな違いとしてはミヤマカラスアゲハの後翅の裏面の赤い縁飾りの内側に白い帯状の模様がある点などがあげられます。
その他の違いとしてはカラスアゲハは前翅の裏面にある白い模様が三角形に近いのですが、ミヤマカラスアゲハは直線的になっている点が異なっています。

ひらひらと飛ぶ蝶は多くの地域で魂を運ぶ生き物とされ 日本でも蝶は死者の魂を運ぶもの。死者の魂が乗り移ったものと考えられました。
さらに、蝶は完全変態する昆虫
完全変態とは、卵→幼虫→蛹→成虫。と成長とともに形が変わることです。
動き回っていた幼虫があるとき蛹になって死を迎えたようにに動かなくなります。
しばらく時が過ぎ、蛹から羽の生えた成虫が出てきます。故に蝶は復活・死と再生・変化の象徴になりました。中でも黒い蝶には、意味がいくつか存在します。ふらっと現れては気まぐれにどこかへ去って行く蝶に、人々は不気味さやある種の美しさを見出しましたのかもしれませんね。

個体の美しさを際立てるため標本自体に過度な装飾、塗料での加工はしておりません。
箱の中枠等の加工はすべて手作業にて制作しており、材料の配合は毎回変えておりますので、同じものは作れません。一点物の標本です。

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